-リンゴの半分。-
「悠さん!」
「なんだ?」
「『ベターハーフ』って知ってます?」
「あぁ…。『自分の半身』…つまり、『最良の相手』ってことだろう?」
「はいvvまるっきり。俺達の事ですよね♪」
「ばっ…何言ってるんだ…!?」
「またまたー。恥ずかしがらなくてもいいじゃないですかvv」
「なっ!そんなこと…!!」
「もう!照れちゃってvv可愛いです〜〜vv」
「…もう!いい加減にしろ!!」
バシッ。
「…そんな素直になれない悠さんも大好きですvv」
「…言ってろ…」
「はい。言ってますvv」
「…ばか…」
「悠さんvv」
「…知ってるよ…お前が俺の『リンゴの半分』だって事は…」
「えっ?何て言いました?」
「聞こえてないならいい…」
「いえいえ。『リンゴの半分』って…」
「聞こえてるじゃないか!!」
「…もしかして…。さっきの『ベターハーフ』?」
「もういい!」
拗ねた石川をギューーーーっと抱きしめて。
「二人合わせて一個なんですねvv」
「…返品不可…だからな…」
「勿論!返品なんかする訳ないじゃないですか!!まるっと頂きますよvv」
「…なんだそれ…」
「悠さんは俺のもの。俺は悠さんのもの。って事です!」
「…なんか違うような気が…」
人の話を聞いているようで聞いていない岩瀬と、どこか釈然としない石川。
そしてそんな事は気にしない。とでも言わんばかりの秋の空。だった…
2006.10.12 UP
アトガキトーク。寧ろ言い訳。
…久しぶりのUPがコレとは…
バカップル炸裂?(笑)
…笑ってスルーでお願いします…